すし店で集団食中毒 13人が症状訴え 一部の人からノロウイルス検出 すし店は2日間の営業停止処分 兵庫・姫路
兵庫県姫路市内の回転寿司店で、提供された巻き寿司などを食べた18~80歳の13人が食中毒の症状を訴え、一部の人からノロウイルスが検出されました。 姫路市保健所によりますと、姫路市辻井にある回転寿司店「力丸」辻井店で提供されたものを食べた後、下痢などの症状があったとの匿名の通報が5日に寄せられました。 保健所が調べたところ、1月28日から2月2日に寿司や巻き寿司などを食べた18~80歳の13人が腹痛や下痢、嘔吐の症状を訴えたということです。 入院した人はおらず、全員が快方に向かっているということです。 客や従業員の便を検査すると、あわせて9人からノロウイルスが検出されました。 ウイルスの遺伝子型が一致したことや、ほかに共通する食事がなかったことなどから、保健所はこの店の食事が原因の食中毒と断定し、15日から2日間の営業停止処分にしました。 店は5日から営業を自粛しています。
ABCテレビ