国連総会でバイデン大統領が演説 ガザ情勢で「今こそ当事者は停戦で合意を」
国連総会でアメリカのバイデン大統領が演説し、ガザ地区を巡る停戦交渉を早期に妥結するよう訴えました。 バイデン大統領 「今こそ当事者たちが停戦の条件で合意して人質を帰還させ、ハマスの支配から自由となったイスラエルとガザの安全を確保すべき時に来ている」 バイデン大統領はイスラエルとハマスの戦闘が続くガザ地区について、人質も市民も「地獄を味わっている」として、停戦交渉の早期妥結を訴えました。 さらに、イスラエルとレバノンのイスラム教シーア派組織「ヒズボラ」との間で戦闘が激化していることについて、「全面戦争は誰の利益にもならない」と指摘したうえで、「情勢が悪化しているとはいえ、外交的な解決はまだ可能だ」と緊張緩和を求めました。 また、国際秩序の維持のため侵略に断固として立ち向かうことの意義を強調し、ロシアの侵略を受けるウクライナへの支援を緩めてはならないと訴えました。
テレビ朝日
