【カンボジア】神鋼環境ソリュ、首都の浄水場が竣工
神戸製鋼グループの神鋼環境ソリューション(神戸市)は19日、カンボジアの首都プノンペンで新たな浄水場の竣工式を開催したと発表した。 新浄水場はボントゥム地域に設置した。新浄水場の水処理能力は1日当たり6,000立方メートル。神鋼環境ソリューションは重力式急速ろ過装置「自動サイホンフィルター(ASF)」を納入した。同地域には別の浄水場から給水が行われていたが、水需要の増加と送水コスト低減のために新たな浄水場計画が立案され、日本政府の資金で整備が実施された。 16日に竣工式典が開催され、ヘム・バンディー工業科学技術革新相、プノンペン水道公社(PPWSA)のロン・ナロ総裁、国土交通省の天河宏文国土交通審議官らが出席した。 神鋼環境ソリューションはこれまでに、カンボジアで新浄水場を含めて15件の上下水道関連設備を納入。ASFは南部カンポット州の浄水場などにも納入実績がある。