西武・松井監督「盛り上げなければいけない野手がああいうミスをしてはね」 大量13失点で借金は11
◆西武2―13楽天(10日、ベルーナドーム) 今季4度目の4連敗で西武の借金は最多の11に膨らんだ。3連勝スタートで巻き返しを図った5月もこれで負けが先行し、再び泥沼にはまりかけている。 ■衝撃のデザイン!?西武の特別ユニフォーム【写真】 この日1軍登録した青山美夏人に先発を託し、同じく蛭間拓哉も即スタメン起用したが、初回1死三塁で古賀悠斗が捕逸して先制点を許すなどミスが響き、若手起用策も連敗ストップにつながらなかった。 松井稼頭央監督は「青山は粘りながら投げていたが、低めの球を見極められていた。初先発の中で何とか投げていたが、盛り上げなければいけない野手がああいうミス(捕逸)をしてはね」守備の乱れを悔やんだ。 今季最多の18安打を許し、13失点もチームワースト。平良海馬が離脱するなど、ここまで踏ん張ってきた投手陣にも陰りが見え始めた。松井監督は「現状をしっかり受け入れて全力を尽くして戦っていく」と言葉を絞り出すように話した。
西日本新聞社