【皐月賞・厩舎直送】2戦2勝サンライズアースに〝未知の魅力〟あり 〝腕利き〟も称賛「今まで(の担当馬)にはいなかったかな」
[GⅠ皐月賞=2024年4月14日(日曜)3歳、中山競馬場、芝内2000メートル] 新馬戦が逃げ切り勝ち。そして前走のリステッド・すみれSは、向正面から進出する形で勝利。サンライズアース(牡・石坂)は左前脚の挫石のためにGⅠホープフルS出走を取り消されたが、現在2戦2勝と底を見せていない。未知の魅力にあふれており、一線級相手にも通じる場面を披露する可能性を秘めている。 「昨年の夏から担当しているけど(この馬のような)パワーとスタミナは今まで(の担当馬)にはいなかったかな。まだまだ子供っぽい面は残しているけどね」 名馬クロフネも世話した〝腕利き〟渡辺厩務員が率直な感想を述べる。500キロを優に超す大型馬。キャリアが浅い分、伸びしろも大きい。 同厩務員は「(短期放牧先の)牧場で乗り込んでもらったことで、今回はカッカしているけど体は絞れている。10キロくらいは減ってレースに出ると思う。ここで、どれだけやれるか」と楽しみにする。
東スポ競馬編集部