キュンが止まらなかった…悶絶必至の玉森裕太”海里”のキスシーンとは? 『あのクズを殴ってやりたいんだ』第6話考察レビュー
素直になった海里にキュンキュンが止まらない!
でも、遺された人間は、自分の人生をちゃんと生きていかなければならない。海里のことが大好きだった大地は、海里が自分のせいで自暴自棄になっている姿なんて、見たくないはずだ。 きっと、「もういいから、自分の人生を生きろ」と言ってくれるはず。それに、自分の人生を生きないことが、大地への弔いになるとも思えない。カメラマンの夢を追いながら、ちゃんと前を向いて生きていくこと。それこそが、大地に対してできる最大の弔いなのではないだろうか。 そう思えるようになるまで、海里には7年の時間が必要だった。そして、考えが変わるきっかけを与えたのは、ほこ美だったのだろう。ずっとそばにいたゆい(岡崎紗絵)からしたら、ちょっぴり悔しい展開かもしれないが、彼女はすでにほこ美の恋の応援団に回っている。 告白の返事をはっきりしない海里にブチギレている姿には、思わず笑ってしまった。今後、ほこ美の“敵”となるのは、撫(玉井詩織)くらいだろうか。 撫は、なぜあそこまでほこ美のことを恨んでいるのか。大葉(小関裕太)に好かれているからとか、なんだムカつくとか、そのくらいの理由にしては、さすがに恨みすぎな気もする。 「恋愛って、いつか終わるけど。ほっこーとは、ずっとこのままでいたいから。でも、やっと分かった。そんなの、言い訳だ。俺、どこか逃げてた。ほっこーの気持ちから。けど、もう逃げない。俺は、ほっこーが好き」 ようやく、素直になることができた海里。リングの淵に座ってのキスシーンも、キュンキュンが止まらなかった。ただ、まだ第6話。ここから順風満帆…とはいかなさそうだ。さまざまな困難が立ち向かってきても、海里とほこ美はその手を離さず、ずっと2人で支え合ってほしいと願う。 【著者プロフィール:菜本かな】 メディア学科卒のライター。19歳の頃から109ブランドにてアパレル店員を経験。大学時代は学生記者としての活動を行っていた。エンタメとファッションが大好き。
菜本かな