奈良県内の政治団体、収支とも増加 統一地方選で活動活発
奈良県選挙管理委員会は、29日付で県内の政治団体の令和5年分政治資金収支報告書を公表した。同年12月末時点で届け出のある834団体のうち、815団体が報告書を提出。収入額は前年比13・99%増の11億1405万円、支出額は17・51%増の10億6956万円だった。 県選管によると、5年は統一地方選の影響で政治団体の活動が活発となり、収支ともに増えたという。 政党支部の収入は6億6680万円(前年比2・64%増)。党費・会費や寄付収入が増えた。その他の政治団体の収入は4億4725万円(同36・50%増)で、寄付収入や政治資金パーティーなど事業収入が増加した。 一方、支出は政党支部が6億5148万円(同4・49%増)、その他の政治団体は4億1807万円(同45・85%増)だった。ともに選挙関係費が増えた。 収支報告書は、県選管のホームページで閲覧できる。