『KEIRINグランプリ2024』前夜祭開催 古性優作らが健闘誓う
30日に静岡競輪場で行われる『KEIRINグランプリ2024』(優勝賞金1億4000万円=副賞含む)の共同記者会見および前夜祭が17日、東京都港区のグランドニッコー東京台場でファン、関係者ら約800人を集めて盛大に行われた。 今年のグランプリの車番は、①選考期間におけるGⅠ優勝回数の多い者②GⅠ優勝回数が同数の場合は選考用賞金獲得額の上位者③選考用賞金獲得額上位者の順で希望の車番が選択された。 8月のオールスターと10月の寬仁親王牌でGⅠ連覇を成し遂げ、車番選択順位1位となった古性は1番車を選択。「シンプルに内枠がいいと思ったので。脇本さんの後ろへ。1日も無駄にしないでトレーニングをして、ワンツーができるように」と2021年以来となる2度目のGP制覇への意気込みを語った。 車番選択順位2位の脇本は「グランプリで優勝したときも9番車だったので。前で自力で頑張ります」と22年にGP初制覇を成し遂げたときと同じ車番で大一番に臨む。 車番選択順位3位の平原が「内枠がいいので」と2番車を選ぶと、同6位の真杉は「平原さんが内枠になったので、自分は好きな青にしました。自力で楽しんで頑張ります」と4番車で悲願達成を目指す。 南関勢3人は、北井-郡司-岩本の並びで連係する。初出場の北井は「選手になってからの目標だったし、自分のやってきたことを精いっぱい出せるように」。2年ぶり5度目の出場となる郡司は「北井さんとは何度も連係しているけど、いいときも悪いときもあったので、集大成のレースができるように」。また北井と同じく初登場の岩本は「選手になってから夢見ていた舞台だし、感謝の気持ちをぶつけられるように」とそれぞれ言葉に力を込めた。 2年連続6度目の出場を果たした清水はチラリと新山に視線を送ったが、「単騎でやります」。同じく新山も「清水君とは別で自力で頑張ります」と健闘を誓った。 また、この日は29日に行われる『ガールズグランプリ2024』(優勝賞金1430万円=副賞含む)の共同記者会見も行われ、昨年の覇者・佐藤は「3番車は赤色なので、熱いレースを届けられるように」と大会連覇への思いを語った。