C大阪がFWレオ・セアラの決勝点で開幕から8戦無敗で首位浮上!白熱の”東京ダービー”はFC東京が一人少ない状況から遠藤の2発でドローに持ち込む | 4月13日結果まとめ | Jリーグ
【国内サッカー ニュース】13日、明治安田J1リーグ第8節、J2リーグ第10節、J3リーグ第10節の計16試合が行われた。 ●【動画】4月13日結果まとめ | Jリーグ(ゴールシーン有り)
J1は8試合が行われた。 国立競技場で行われたFC町田ゼルビアとヴィッセル神戸の一戦は、神戸が王者の意地を見せた。 試合は町田が序盤にチャンスを作ったものの、流れは次第に神戸ペースに。迎えた前半終盤には、特別強化指定のMF山内翔がこぼれ球を沈め、前半をリードで折り返す。 先制を許した町田は、武器のセットプレーを活かし、チャンスを作ったものの、ゴールをこじ開けられない。試合終盤にはCKからFW武藤嘉紀にゴールを許し、2点差に。後半アディショナルタイムにDFドレシェヴィッチのゴールで一矢報いたが、今季2敗目を喫している。 この結果を受けて首位浮上のチャンスが訪れたセレッソ大阪は、ホームで川崎フロンターレと対戦した。 C大阪が前半からFWレオ・セアラが絡んだところからチャンスを作る。対する川崎Fも最前線のFWエリソンを起点に攻撃を構築。しかしお互いにゴールを許さず、拮抗した展開が続く。 迎えた71分、C大阪が左サイドのFWカピシャーバのクロスをレオ・セアラのダイビングヘッドでネットを揺らし、遂に均衡を破る。 このリードを最後まで無失点で逃げ切ったC大阪が開幕からの無敗をキープする勝利を飾り、首位に浮上している。 開幕から無敗を続けるサンフレッチェ広島は、敵地でアビスパ福岡と対戦。福岡に先制を許した直後に、DF佐々木翔のゴールで試合を振り出しに戻したものの、最後まで2点目を奪えず。開幕から8戦無敗をキープしたものの、連勝を伸ばすことはできなかった。 東京ヴェルディとFC東京の”東京ダービー”は、ダービーらしく最後まで目が離せない展開が待っていた。 まずペースを握ったのは東京V。28分にPKを獲得したMF見木友哉が自らPKを沈め、リードすると、その5分後には、FW染野唯月が豪快なボレーシュートを沈めてリードを広げた。 2点のリードを許したFC東京は、前半終了間際にMF安斎颯馬が2枚目のイエローカードを受け、退場と数的不利に立たされ、さらに苦しい状況に追い込まれる。 その中で流れを変えたのは、61分にピッチに入ったFW遠藤渓太だ。68分にDF白井康介のクロスを沈めると、試合終了間際には、ペナルティエリアの外から左足で放ったミドルシュートがゴールに吸い込まれ、FC東京が土壇場で追いつき、このまま決着。白熱のダービーは、勝ち点1を分け合う結果となった。 1点のリードを逃げ切った鹿島アントラーズと名古屋グランパスがそれぞれ勝ち点3を獲得し、上位を追走している。 6試合が行われたJ2では、首位の清水エスパルスが先発に復帰したMF乾貴士やFW北川航也らのゴールでいわきFCとの接戦を制すれば、2位のV・ファーレン長崎は、FWエジガル・ジュニオがハットトリックの活躍を見せ、徳島ヴォルティスから6ゴールを奪う圧勝を飾り、それぞれ昇格圏を死守している。 またベガルタ仙台とモンテディオ山形による”みちのくダービー”は、前半に2点のリードを奪った仙台に軍配が上がり、水戸ホーリーホックと栃木SCによる”北関東ダービー”は、一進一退の攻防の末に2-2というスコアで痛み分けに終わっている。 2試合が行われたJ3は、SC相模原がウノゼロで福島ユナイテッドFCを下し、上位との差を縮めた一方で、松本山雅FCは、奈良クラブに2点のリードを許したものの、試合終盤に追いついて勝ち点1を死守している。 ■4月13日開催 結果 ・J1第8節: 横浜FM 2-2 湘南 新潟 1-1 札幌 磐田 0-1 名古屋 福岡 1-1 広島 鹿島 1-0 京都 町田 1-2 神戸 C大阪 1-0 川崎F 東京V 2-2 FC東京 ・J2第10節: 仙台 2-0 山形 水戸 2-2 栃木 千葉 1-1 大分 長崎 6-1 徳島 いわき 2-3 清水 愛媛 2-2 鹿児島 ・J3第10節: 相模原 1-0 福島 奈良 2-2 松本