オリックス・石川

オリックス・石川亮捕手（29）が28日、大阪市内の球団施設で契約更改交渉に臨み、100万円ダウンの年俸1600万円でサインした。 日本ハムから移籍2年目だった今季は森、若月に次ぐ3番手の捕手として13試合に出場した。プロ12年目となる来季に向け、「大きく試合数は稼いでいきたいっていうところ。何試合という目標を掲げるというよりは、目の前の1試合に貪欲に出に行くという気持ちで」と気合をみなぎらせた。 森、若月とのポジション争いには、「この2年、一緒にやって（実力の）差が空いてしまっているなと感じている」と自分が置かれた立ち位置を理解しつつ「143試合ある中で、3人目の捕手が必要になる時は絶対にある。流れを変えられるキャッチャーになれるのは僕しかいない」と覚悟をにじませた。 また、小木田敦也投手（26）は600万円ダウンの年俸3600万円で更改。右肘のけがや古傷の右肩痛で13試合の登板にとどまり、「（開幕から）いいスタートが切れたのかなと思っていたけど、けがが長引いてしまったので、悔しいシーズンになった」と振り返った。（金額は推定）