【スーパーカー】ラフィット・アウトモビリ初のハイパーカー「LM1」がラスベガスのオークションで260万ドルで落札!
市販モデルの1号車は2024年5月に発表予定
F1 ラスベガスGPウイークの初日となる2023年11月15日、ラフィット・アウトモビリ初のマイルドハイブリッド ハイパーカー「LM1」がチャリティオークションに出展され、260万ドル(約3億9000万円!)で落札された。 【写真はこちら】1000psを発生するというV8 マイルドハイブリッドのパワートレーンを搭載(全9枚) 以前にも当Webモーターマガジンで紹介したが、ラフィット・アウトモビリはトリノに拠点を置く新興のハイパーカー ブランドだ。1970年代後半~80年代前半に活躍したF1レーシングドライバー、ジャック・ラフィットの甥であるブルーノ・ラフィットとパスカル・コーエンが設立した。 2023年5月にF1マイアミGPの会場で、ジウジアーロ親子が率いるGFGスタイル デザインスタジオがデザインし、L.M.ジャネッティが限定生産したハイパーEVを3モデル発表した。ハイパー レーシングカーの「LM1」、クロスオーバー ハイパーEVの「アトラックス」、そしてオープンモデルの「バルケッタ」だ。 今回、F1ラスベガスGPウイークの初日に開催されたチャリティイベント「ワンナイト for ワンドロップ」のオークションにLM1が出展された。完成前のモデルであるにもかかわらず、なんと260万ドル(約3億9000万円!)という額で落札された。このイベントの目的は、貧困地域社会での飲料水や衛生設備への持続可能なアクセスのための資金を集めることだった。 オークション会場には、F1 GPで優勝27回、ワールドチャンピオンを3回獲得したレジェンド レーシングドライバー、“サー” ジャッキー・スチュワートも登場。ワンドロップ財団の会長で、シルク ドゥ ソレイユの創設者でもあるギー・ラリベルテ氏やブルーノ・ラフィットたちは、このイベントが大成功したことを大いに喜んだ。 感動の醒めやらないままにラフィット・アウトモビリのチームはイタリアに戻り、トリノにある工場でパートナーのL.M.ジャネッティとともに、1000psを発生するというV8 マイルドハイブリッドのパワートレーンを完成させ、開発を続ける。当初はBEVと発表されていたLM1だが、パワートレーンを変更したようだ。 ラフィット LM1の1号車は2024年5月、F1モナコGPウイークでワールドプレミアされる予定だ。その前に、2024年初めには同じくモナコにラフィット・アウトモビリのショールームをオープンする予定だという。
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