『虎に翼』次週予告。「差別が生まれる理由は様々です」という星の声を背景に暗い表情を見せる事務員・小野。その星も「罪を…僕は誰からも裁かれることなく生きて…」と嗚咽し…
現在放送中の伊藤沙莉さん主演・連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)。 あのビビりの小橋が身を挺して寅子を守った…わけではなかった?副音声でこっそり明かされた<真実>は… 7月26日放送85回の最後に、第18週「七人の子は生すとも女に心許すな?」の予告が放送され、話題になっています。 *以下第85回のネタバレと次週予告の内容を含みます。 <第85回> 玉(羽瀬川なぎさん)の将来を奪ったのは自分だと涼子(桜井ユキさん)自身も悩んでいた。 寅子(伊藤沙莉さん)は二人の決断を応援するため、また稲(田中真弓さん)自身のためにも、稲を涼子たちに引き合わせる。 また、寅子は航一(岡田将生さん)と接するうちに、友達がいなくても強い心を持つ優未(竹澤咲子さん)の考えを尊重できるようになる。
<予告> 寅子がカーテンを開けると窓の外に、雪。 「兄さんは無実だ!」と叫ぶ声。そして法廷でうなだれる男性。 よく見ると、その傍聴席に三条支部の事務員・小野(堺小春さん)の姿。 星航一の「差別が生まれる理由は様々です」という声を背景に、暗い表情を見せる小野。 再び法廷。 「朝鮮の言葉で<燃やす>ってどう書くのか、聞いてもいいかしら」という寅子の声。その前に「燃やす」という言葉と、ハングルらしき文字が書かれた紙。 雪のなか、喫茶ライトハウスから星がフラフラと出てくる。 「その罪を…僕は誰からも裁かれることなく生きて…」という声の元でかがみこんで嗚咽する星。 星を心配そうに見つめる寅子。泣いていた星は、寅子に微笑みかけてーー。 ーーーーー 朝ドラ通算110作目となる『虎に翼』は、昭和の法曹界を舞台に、激動の時代を描いたリーガル・エンターテインメント。 日本初の女性弁護士で後に裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんがモデルで、仲野太賀さんや石田ゆり子さん、松山ケンイチさんらが出演。 尾野真千子さんが語りを、脚本は吉田恵里香さんが担当。主題歌『さよーならまたいつか!』は米津玄師さんが手掛けています。
「婦人公論.jp」編集部
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