第93回選抜高校野球 専大松戸OBがエールのサクラ 野球部34期生が寄贈 /千葉
◇思いを胸に選手出発 19日に開幕する第93回選抜高校野球大会(毎日新聞社など主催)に初出場する専大松戸に、同校を1995年に卒業した野球部34期生(16人)からサクラの木が贈られることになった。目録は13日、持丸修一監督に元マネジャーの熊崎友香さんから手渡され「卒業生みんなでセンバツ出場を喜んでいる。頑張ってください」と激励。選手らは先輩からのエールを胸に、18日、甲子園に向け出発した。【長沼辰哉】 34期生は専大松戸が夏の甲子園に初出場した2015年もソメイヨシノを贈っており、練習グラウンドのスコアボード脇に植えられた。約3メートルまで育ったが、19年秋の台風15号で折れてしまい、20年2月に河津桜を改めて寄贈した。グラウンドには今春卒業した部員と保護者が植えたサクラもあり、これからは3本のサクラが練習を見守ることになる。 目録を受け取った持丸監督は「草花の中で一番好きなのがサクラ。毎年咲くのを楽しみにしている」と笑顔を見せた。 専大松戸は大会第6日第1試合(24日午前9時開始予定)で、中京大中京(愛知)との初戦に臨む。