政党要件獲得「非常に大きな一歩」3議席獲得の日本保守党が会見
衆議院選挙で3議席を獲得した日本保守党の百田代表らが29日に会見を開き、政党要件を満たしたことについて「非常に大きな一歩だ」と強調しました。 【画像】愛知1区で日本保守党の共同代表、河村たかし氏が当選確実 前名古屋市長 総務省の発表によりますと、日本保守党は今回の衆議院選挙での比例代表での得票率が2%を超え、国政政党としての政党要件を満たしました。 百田代表は29日の会見で、「国政政党となる最低限の目標を果たし非常に大きな一歩だ」としたうえで、「比例ブロックで全員を当選させたかった。この結果で満足していない」と述べました。 また、国会での会派については、他党や無所属議員との合流はせず、今回当選した3人で組むと明言しました。 自民党との連携をめぐっては「基本的には考えていない」としたうえで、「自民党のやることすべてに反対というわけではない。日本の国益になる法案なら賛成する」と強調しました。 一方、同席した有本事務総長は、特別国会での首相指名選挙で石破首相を指名する可能性があるのか問われると、「ふさわしい人間に投票することになる」「首相を狙うと発言した河村(前名古屋市長)が共同代表ですから」と述べ、河村氏の指名を示唆しました