包丁で同級生の首にけが 青森市の中3男子生徒を逮捕
青森朝日放送
17日午後、青森市の中学校で男子生徒が包丁で女子生徒の首などにけがをさせたとして、傷害の疑いで逮捕されました。 警察によりますと、青森市の中学校に通う3年生の男子生徒(14)は17日午後1時ごろ、休み時間に同じ学年の女子生徒(15)ともみ合いになり、刃渡りおよそ15センチの包丁で女子生徒の左首などにけがをさせた傷害の疑いが持たれています。 女子生徒は全治およそ1週間の軽傷です。また、男子生徒もけがをし救急搬送されましたが、命に別状はありません。 男子生徒は、容疑をおおむね認めているということです。 警察は2人に何らかのトラブルがあったとみて、学校に聞き取りを行うなどして、犯行の経緯や動機について詳しく調べています。 こうした状況を受けて市の教育委員会は、市内の全ての小・中学校61校の校長宛てに、児童生徒の安全管理の徹底について通達しました。 通達文では、教育活動を通して「心の教育」の充実を図ることや、安全管理体制を確認し、事故の発生を防ぐよう呼び掛けています。