スクートのE190-E2、5/7就航 初便はタイのリゾート地クラビ
シンガポール航空(SIA/SQ)系LCCのスクート(TGW/TR)は3月6日、新たに導入するリージョナルジェット機エンブラエルE190-E2型機が就航する東南アジア6都市を発表した。初便は現地時間5月7日にシンガポールからタイのリゾート地クラビへ向かうTR684便となる見通し。 【写真】E190-E2試験機の機内 スクートはE190-E2を9機リース導入する計画で、初号機と2号機は4月に順次引き渡される見通し。愛称は「Explorer3.0」と名づけられて座席数は1クラス112席で、片道最長5時間の短中距離路線に投入を計画している。既存の就航地であるタイのクラビ、ハートヤイ、マレーシアのクアンタン、ミリに加えて、新たにタイのサムイ島、マレーシアのシブへ運航する。 就航日は、クラビとハートヤイが5月7日、サムイ島が13日、ミリが20日、クアンタンが6月3日、シブが5日。初便のクラビ行きTR684便は、シンガポールを午後3時45分に出発し、午後4時30分に着く。シンガポール行きTR685便は午後5時20分にクラビを出発して、午後8時15分に到着する。 サムイ島とシブへの就航により、スクートの就航都市は69都市となる。現在シンガポール-クラビ線とハートヤイ線はエアバスA320型機で運航している。
Tadayuki YOSHIKAWA