【福岡ボート・一般】飯山泰 ドル箱水面の福岡で勝負を決める
<2日・福岡ボート・前検日> この機会を待っていた。飯山泰(46)=東京=は現在勝率(5月~)6.22で当地入り。直前の大村でFを切ってしまい、「節の初めに切ったので、6号艇ばかりで勝率を0.30近く下げてしまった」と勝率は一気にボーダー近辺に下降。だからこそ、GⅠ初Vの地であり、ドル箱水面の当地参戦を心待ちにしていた。 イン最強水面の大村で6コースばかりなのはさすがにこたえたようで、「大村の6コースは遠くて…。完全に学区外の生徒でした」と独特の表現で苦戦を表現。まくり屋タイプの飯山にとって福岡は大村とは対照的なレース場であるだけに、反転攻勢に出るには最高の場所とも言える。「ここならやれる自信がある。余裕を持って期末を迎えるためにも、今節は頑張りたい」 この気持ちを後押しするように、前検は一番時計をマークするほどに気配は良好。引き当てた29号機は近況上り調子の好素性機で、「伸びが良さそう。足負けは全くない」と自らの生命線である伸びは早くも選手間で評判になるほど。代名詞のまくりを武器に、ドル箱水面で水を得た魚のごとく暴れ回る。(森 大輔)