“新星”ブラッドリーはリヴァプールの新たなオプションとなりえるか ロバートソン、A・アーノルドと同時起用の可能性「壊滅的な打撃を与えることができる」
リーグ戦2試合目の先発で大きなインパクトを残したブラッドリー
20歳の若武者がリヴァプールに新しいオプションをもたらすことになるかもしれない。 プレミアリーグ第22節、リヴァプールはチェルシーと対戦し4-1と勝利を収めた。この試合で1ゴール2アシストの活躍を見せたのが北アイルランド代表、DFコナー・ブラッドリーだ。 英メディア『The Athletic』は、ブラッドリーのプレイをチェルシー戦では負傷明けでベンチスタートだったDFトレント・アレクサンダー・アーノルドと比較して分析している。 「ブラッドリーはリヴァプールのビルドアップで中盤をサポートするために中に絞るのではなく、幅を保ちながら右サイドの高い位置をキープした。試合を通じて、ブラッドリーの平均ポジションはリヴァプールのフォワードと並ぶほど前進していた。かつてのA・アーノルド、リヴァプールの過去の主な武器のひとつだ。今季、A・アーノルドは高い位置でボールを受けるよりも、中央からパスを出すことが多い」 また同メディアはロバートソン、A・アーノルド、ブラッドリーの同時起用の可能性にも言及している。 「ロバートソンとブラッドリーのサイドバックと、A・アーノルドの中盤は面白そうだ。自由が与えられているA・アーノルドは、時には守備的MFの横に並び、時にはセンターバックの間でプレッシャーをかわしてパスを引き出す。2人の突進力のあるサイドバックとA・アーノルドのパスレンジがあれば、特定の敵、特に深いブロックに座ってリヴァプールのフォワードがライン間で活動するためのスペースをふさいでいる相手に対して壊滅的な打撃を与えることができるだろう」 今季、リーグ戦2試合目の先発出場にして大きなインパクトを残した “新星”ブラッドリーは、優勝争いを演じるリヴァプールにとって重要な存在になっていくことができるだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部