J1福岡 金明輝監督就任会見後の追加質問に回答「反対の方々にもご理解をいただけるよう…」
J1福岡は、16日に行われた金明輝新監督の就任会見の主な質疑応答と、クラブに寄せられた新たな質問に対する回答を公式ホームページに掲載した。 16日の会見には、金新監督をはじめ、川森敬史会長と柳田伸明強化部長が出席。金新監督は、トップチームなどを率いた鳥栖の指導者時代に選手、スタッフに対してパワハラを行っていたことを踏まえ、川森会長は「クラブとして過去の過ちは決して容認できないが、反省して再出発をしようとしている金明輝新監督を信じ、チームがさらに進化し、一体感を持って次のステップを目指し、挑戦していくこと決断した」と説明していた。 その後、新たに複数の質問が寄せられた。今回の決定でサポーターが分断されたという意見がSNS上にあることには「今回の人事は、いくつかの選考ポイントや選択肢がある中で、クラブの基本理念を軸として、フットボールのさらなる強化、勝利の観点で選考プロセスを踏んで決定いたしました。反対の方々にもご理解をいただけるよう取り組んでまいります」と回答した。 パワハラ被害者に対する謝罪に関するすることや、被害者がこの決定をどう受け止めるかなど、クラブとしての見解は「過去の問題については、決して容認できる行為ではございませんが、弊クラブより回答を申し上げることは控えさせていただきます。詳細はJリーグやJFA等で公開されました情報でご確認をいただけますと幸いです」とした。 金新監督就任でクラブへの不信をX(旧ツイッター)に投稿したことで、クラブ公式Xのフォローを外されたとの指摘には「そのような理由ではございません。現在SNSの運用見直しを行っておりますが、事前に十分なアナウンスがなく、また段階的に進めているため誤解を与えてしまいました。今後は方針をお知らせのうえ実施いたします」と答えた。 ファンクラブなどの返金対応はしないとし、会見に出席しなかった結城耕造社長からの説明については「業務執行責任者は社長ですが、監督人事は取締役会事項となりますので、代表取締役である会長職の川森にて記者会見で説明させていただきました」との認識を示した。
東スポWEB