注目の新機構・Eクラッチ搭載「CB650R」6/13(木)108万9000円で発売!スタンダードからはプラス5万5000円
ホンダから「CB650R」の2024年モデル発売がリリースされた。新型CB650Rには、昨年秋のミラノショーにて公開された、クラッチ操作が不要になる新機構「E-Clutch(イークラッチ)」を、兄弟機の「CBR650R」と共に搭載するバリエーション「CB650R E-Clutch」が新登場。このほか灯火類やサイドフェアリングのデザインもモダンに変更され、スタンダードモデルも続投だ。 Eクラッチ搭載「CB650R」2024年モデルの写真(13枚 ) 発売日程、価格は仕様によって異なり、スタンダードは2024年4月25日(木)に103万4000円で発売。「CB650R E-Clutch」は少し遅れて6月13日(木)、108万9000円にて発売となる。
マニュアルミッションの楽しみ&操作の簡単さを両立する注目メカ
2019年登場の大型ネイキッド、CB650R。現行CBシリーズらしいネオレトロスタイルのカフェレーサーであり、往年の「CB400Four」を思わせる美しいエキゾーストパイプも特徴的だ。そんなCB650Rだが、2023年秋のミラノショーにて、新機構「E-Clutch(イークラッチ)」を搭載する新仕様のモデルチェンジを果たし注目を集めた。 E-クラッチはシフトチェンジ時にクラッチ操作を自動的に行う、同社の「DCT」にも似た機能を持つ機構。従来のそれと大きく異なるのは、クラッチレバーがそのまま残されているため、必要に応じてクラッチ操作をいつでも行えるということ。このためAT限定免許では運転することができないが、スポーツバイクの軽快な操作感をそのまま、街乗りや渋滞で煩わしいクラッチ操作を簡単にできるという大きな魅力を持っている。
外観もモダンに進化!5インチTFT液晶メーターも新採用
新型CB650Rの変更点はE-クラッチのみではない。CBシリーズのフラッグシップ「CB1000R」を思わせる、小型化されたスラントタイプのヘッドライトを新採用し、テールランプもデザインを変更。よりモダンな印象を強めた。またタンクカバーサイドのシュラウドは、エッジィな形状に見直された。 さらにメーターは5インチフルカラーTFT液晶に変更。マルチファンクションな液晶モニタ操作のため、十字スイッチが左スイッチボックスに追加された。さらに、新たにスマホ連携機能「Honda RoadSync(ホンダ ロードシンク)」への対応により、音声入力による音楽再生やナビゲーションアプリの操作も可能となり、利便性も大いに高まっている。 そんな新型CB650Rだが、スタンダードモデルもラインナップは続投。こちらのほうが発売は早く、2024年4月25日(木)に103万4000円で発売される。カラーは「マットバリスティックブラックメタリック」1色。E-クラッチを搭載する「CB650R E-Clutch」は2024年6月13日(木)、108万9000円で、価格はスタンダードより5万5000円アップ。カラーは「パールディープマッドグレー」「マットバリスティックブラックメタリック」の2色で登場だ。年間の販売台数は、兄弟機「CBR650R」と合わせて2,300台が予定されている。