開幕投手内定の西武今井達也、楽天早川隆久との再戦歓迎 高3夏甲子園以来の直接対決「成長に負けない」
8年目で初めて開幕投手を務める西武の今井達也投手(25)が18日、楽天との開幕戦(29日・楽天モバイルパーク宮城)で投げ合う早川との投げ合いを「同い年の選手とプロになっても投げ合えるのはすごく楽しい」と心待ちにした。 ■秋山幸二さんが〝伝説のバク宙〟披露!? 【動画】 大役に「一生懸命チームが勝つために投げるという意味で、開幕投手でも関係ない」と自然体を強調するが、相手は特別だ。2人は高校3年生だった2016年夏の甲子園準々決勝で対戦。ともに完投した投手戦の末、1失点の作新学院(栃木)の今井が3失点の木更津総合(千葉)の早川に投げ勝ち、そのまま頂点に上り詰めた。 卒業後ドラフト1位でプロ入りした今井は昨季初めて2桁勝利を達成。特に楽天戦は昨季7戦6勝0敗と無類の強さを誇る。早大から21年にドラフト1位で入団した早川も3年で通算20勝。ペナントレースでは初の投げ合いで、今井は「(高校)当時から良い投手というイメージ。(相手の)成長に負けない」と対抗意識を燃やした。 この日はベルーナドームでキャッチボールなどをして約1時間調整。開幕前最後の登板と見込まれる22日のヤクルト戦(ベルーナドーム)に備えた。(末継智章)
西日本新聞社