はしかの感染が国内で相次ぐ ワクチン接種した回数は「世代別」で異なる 供給に不安も 福岡
「ワクチン増産はすぐにはできないので接種の前に抗体検査を」
はしかの感染者が相次いで確認されたことで、ワクチン接種を希望する人は増えていますが、供給不足のおそれも出ています。 ■井上院長 「(ワクチンが)必要な人が出たらすぐにオーダーする。オーダーしてちょっと待っていただくという形なので、抗体をチェックして抗体が少ない人にワクチンを打つ。供給量はある一定の数で毎年やっていたのですが、大人の需要が増えてきた。」
福岡市医師会はワクチンの増産はすぐにはできないため、接種の前に抗体検査を受けてほしいと呼びかけています。
それでは改めて、はしかワクチン接種の回数を「世代別」に確認します。 厚労省によりますと、定期接種を受ける機会は1972年9月30日までに生まれた人は0回でした。それ以降から2000年4月1日までに生まれた人は1回、そして2000年4月2日以降に生まれた人は2回となっています。 福岡市医師会は、それぞれ接種履歴を確認したうえで、まずは抗体検査を受けてほしいとしています。