【阪神】悪夢の大逆転負けから一夜明けて完封勝利 岡田彰布監督が才木浩人に感謝「さまさまよ」…一問一答
◆JERAセ・リーグ DeNA0―1阪神(12日・横浜) 阪神・岡田彰布監督が、被安打4で完封勝利を挙げた才木に感謝した。前日は最大7リードから大逆転負け。負の流れを止めるべくマウンドに上がった右腕は最速153キロの直球で押し込み、128球の熱投で虎の子の1点を守り抜いた。 以下、監督の一問一答。 ―才木は前日の相手の勢いを持ち込ませなかった。 「なあ。6回くらいから、余計ようなってきたよな。ストレートもなあ。風で、高めがちょっと伸びてるというかな。それを言うとったから。6回くらいから、安心して。逆にな」 ―無失点の間は、ずっといかせるつもりで。 「そらもう。向こう、大貫もええピッチングしとったからな」 ―この流れで最後まで投げ切ってくれたのは大きい。 「そら大きいよ、おーん。まあ今日はもうゲラしかな、おーん。いっても8回いって、1回ゲラしかなかったからな。でも球数的にもちょうどな、だからバテてというか、それはないから、余計ようなっとったからな、6回くらいから」 ―今年は安定したピッチングでローテの中心となっている。 「まあ一番イニングも投げとるしな、防御率も悪くないしな、おーん。結構あれや、負けた後に結構才木で勝ってるよ。負け試合の後、多いよな」 ―1番の井上も得点に絡んだ。 「いや、いろいろずっと考えてたんや、おーん。3番打つやつの打率が悪すぎるんよな、誰が打っても3番あかんねん、近本もあかんかったやろ。ちょっと分からんけどな、巡り合わせでな」 ―井上は出たところでしっかり結果を。 「そうや、結局、ヒット2本やんか、あの回だけやで。それでよう勝ったよ、ほんとにお前、才木さまさまよ、はっきり言うて。それしかないよ」 ―3番ありきでまず3番を埋めた感じか。 「いやいや近本な、昨日打点も多かったしな。一回な、そういうの、これは前から言うとったんや、2番中野で3番近本っていうな。1番にちょっとな、なんか一発ありそうなのを、例えば森下とかそういう感覚でな。一回いこうかっていうな。そんな、去年と同じ形じゃできへんで言うて。それはずっと話はしとったんや、ミーティングの時に。あとはええよ、才木に聞き。俺はええよ」
報知新聞社