「何をやってもだめだった」西武・水上由伸が3000万円で契約「思ったより下がらなかった」大幅ダウン覚悟も
西武の水上由伸投手(32)が26日、埼玉県所沢市内の球団施設で契約更改交渉に臨み、300万円減の年俸3000万円でサインした。 ■父はレオのレジェンド、24歳モデル【写真】 プロ4年目の今季は中継ぎで29試合に登板して0勝1敗4ホールドの成績で「数字はめちゃくちゃ悪い。何をやってもうまくいかなかった。いままで抑えてきたボールが打たれた。切れがなかったのかな」と今季を振り返った。300万円減には「思ったより下がらなかった」と大幅なダウンを覚悟していたようでホッと胸をなで下ろした。 来季の目標に「落ちる系の変化球が一つほしい。キャッチボールでは投げているのでうまくものにできたらいい」と新球マスターで来季の巻き返しを狙う。 2年目の2022年には60試合で4勝4敗31ホールドをマークしただけに「キャリアハイをすれば(年俸も)倍になると思う。一番良かった2年目を超える成績を残したい」と来季をにらんだ。 水上は四国学院大から育成ドラフト5位で2021年に入団。1年目から1軍で29試合に登板するなど貴重な中継ぎとして活躍してきた。(金額は推定)
西日本新聞社