彼岸の入り、でも気温は真夏日…残暑厳しい中で墓参り次々 鹿児島市
彼岸の入りの19日、鹿児島市内は最高気温が33.7度と少し歩けば汗をかくほど蒸し暑く、残暑の厳しい一日となった。市内の墓地には午前中から次々と人が訪れ、墓掃除をして先祖に手を合わせた。 【写真】お供え用の花を用意し、墓石を磨く夫婦=19日、鹿児島市の郡元墓地
同市郡元町の郡元墓地では、竹井清治さん(84)と妻のイチ子さん(77)=同市下伊敷3丁目=が墓石を水で拭き上げ、花を供えた。与論町から2015年に墓を移し、桜島の見える景色が気に入っている。「何事もなく過ごせていると先祖に報告できた。桜島を眺めながらゆっくりしてほしい」と話した。 墓地を管理する鹿児島市環境サービス財団業務推進課の重畠利一さん(65)は「中には高齢で坂が上れず墓地の下から拝む姿も見られる。墓じまいも増えているが、20日以降、人出は増えそう」と話した。
南日本新聞 | 鹿児島
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