「今日のような精神が当たり前にならないと」インテル戦で劇的弾、ミランDFの覚悟。フォンセカ監督に忠誠「外が何を言おうと側にいる」
1-1で迎えた89分、FKからヘッドで叩き込む
現地時間9月22日に開催されたセリエA第5節で、ミランは宿敵インテルと対戦。2-1で接戦を制した。 【動画】伝統のミラノダービーは劇的決着!ミラニスタ大熱狂の89分弾 パウロ・フォンセカ新監督が率いるミランは、5日前にチャンピオンズリーグの初戦で、リバプールに1-3の完敗。立て直しが求められるなか、開始10分でクリスチャン・プリシックが幸先良く先制点を挙げる。ただ、28分にフェデリコ・ディマルコに同点弾を許してしまい、そのまま1-1で終盤に突入する。 ドロー決着が頭をよぎるも、土壇場の89分にマッテオ・ガッビアが、FKからヘッドで値千金の決勝点を叩き込んだ。 現地メディア『Football Italia』によれば、大仕事をやってのけたガッビアは、試合後に『DAZN』のインタビューに対応。喜びをこう伝えた。 「僕らにとってもファンにとっても本当にハッピーだ。上手くいかない非常に困難な場面もあったけど、この試合が僕たちに本当のエネルギーを与えてくれると確信している。チームとスタンドの人たちのために、とても嬉しいよ」 新体制で3シーズンぶりのスクデットを目ざすミランは、開幕から思うように勝ち星を積み上げられず。このミラノダービーの結果次第では、フォンセカ監督の早期解任の可能性が囁かれていた。 下部組織から赤黒のユニホームを身にまとい、強い責任感を持つ24歳の生え抜きDFは、「この試合が当たり前にならなければならないとは言わないが、このような精神が当たり前にならなければならない」と覚悟を示す。 「フィールドで全力を尽くさなければならない。それが僕たちとファンの誇りになる。全力を尽くすことは我々の義務だ。人生にもキャリアにもネガティブな瞬間はあるものだ。試合終了のホイッスルが鳴った時に後悔しないようにしないと。それが今日やってのけた出来事だ。外で何を言われようとも、僕たちは常に監督の側にいる」 ポルトガル人指揮官が率いるイタリア屈指の名門は、宿敵撃破を大きな弾みに、連勝街道を突き進めるか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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