三笘のドリブルとは異なる厄介さ? DFカスターニュが挙げるプレミアで大変だったウイング「一番頑張ったのは……」
独特なリズムで仕掛けてくるドリブル
リヴァプールの左サイドには、独特なテンポでドリブルを仕掛けてくるFWルイス・ディアスがいる。小刻みなタッチで縦、中のどちらにも仕掛けることが可能で、対峙するDFとしては厄介だろう。 フラムでプレイするDFティモシー・カスターニュは、プレミアリーグで対戦した中でも厄介だったウイングとしてディアス、そしてブライトンのFW三笘薫の名前を挙げる。 「相手のウイングを抑えるうえで一番頑張ったのはリヴァプールのディアス、それから三笘だね。イングランドは戦術面で少し緩いところがあって、ウイングにスペースが生まれることがあるんだ。セリエAの場合は、より戦術的なんだけどね」(『HITC』より)。 カスターニュはアタランタでもプレイしていたため、セリエAとプレミアリーグの違いを肌で感じているようだ。 ディアスは運動量も豊富で、今月10日に行われたリヴァプールVSマンチェスター・シティの上位対決でもDFカイル・ウォーカーをドリブルで翻弄するなどディアスの技巧は目立っていた。90分走り切れるのも魅力で、三笘とはまたドリブルのリズムが異なる。 DFのタイミングを外して縦へ一気の爆発力でぶち抜いてくる三笘も厄介だが、ヌルヌルと仕掛けてくるディアスのドリブルもサイドバックにとっては対応が難しいのだろう。
構成/ザ・ワールド編集部