「お腹の張り」放置してはいけない…腸の専門家が語る
正常な「おなかの張り」の見分け方とは?
おなかが張ることは誰にでもあるもの。「多少の腹部膨満感は、消化の一部であると理解することが重要です」とシャモン。「つまり、腸内に棲む何兆もの細菌たちが、食物繊維を分解してくれているわけです。食物繊維が多い食事をした後や食べ過ぎた後でたまにおなかが張ることがあるなら、それは至って正常です。急いで食べたり、食べものをよく噛まずに食べたときにも、おなかが張りやすくなります」 でも、腹部膨満感がそれ以上に起こる場合は、シャロンいわく要注意。「食べるもの、食べ方に関係なくおなかの張りが慢性的で、生活に支障をきたす場合は、病院で詳しい検査を受ける必要があります」とシャロン。「腹痛だけでなく、便の頻度や見た目にも注意を払ってください。血便や原因不明の体重減少は危険信号です」 心配なときは、迷わず医師の診察を受けること。栄養士の指導を受けることも検討してみよう。体をありのままに受け入れて愛することと同じように、体を大切に管理する必要があることも忘れないで。 ※この記事は、イギリス版ウィメンズヘルスから翻訳されました。