人材確保や進学率向上など抱える問題について意見交換 大学や短期大学の学長と知事など【佐賀県】
サガテレビ
県内の大学や短期大学の学長と知事が一堂に会し、人材確保や進学率向上などそれぞれが抱える問題について意見交換する会合が12日に1年ぶりに開かれました。 この会合は、知事と県内2つの大学、それに3つの短大の学長などが様々な課題について意見交換することで県と大学、また大学間の連携を強化しようと去年発足したものです。 12日、約1年ぶりに会合が開かれ冒頭、山口知事は、「人材育成が大事な時代であり、各高等教育機関での連携が大切」と挨拶しました。 会議は冒頭のみ公開され、大学や短大の情報発信での課題として、教員志望の学生が進路選択するときに短期大学にも教員免許取得のための2年間のカリキュラムがあることが十分伝わっていないのではないか、という点が挙げられました。また、今後も増えることが予想される外国人留学生の住居について公営住宅に空きがあった場合に入居できないのかなど、大学側から提案があったということです。 県内には認可されれば、再来年に武雄アジア大学が、2029年には県立大学ができることになり、卒業後の県内への定着や県内企業との連携なども課題となっています。
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