50代の父が「どんぶり勘定」で部下におごり続け、毎月「10万円」の出費…。50代にしては交際費の出費が多いですよね?
生活のためにどのように家計を管理すべきかについて、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。 自身のお金の管理をしっかり行っていても、家族の出費まではコントロールできず「家族が交際費を使いすぎていて困っている」という方もいるかもしれません。 この記事では、毎月10万円の交際費は多いのか、家計の管理はどのように行うことが一般的なのかについてご紹介します。
一般的に交際費は月どのくらい?
一般的に、交際費は月いくらぐらいかかるものなのでしょうか。 総務省の「家計調査報告[家計収支編]2023年(令和5年)平均結果の概要」によると、総世帯・二人以上世帯・単身世帯の消費支出の月平均金額は表1の通りです。 表1
※総務省「家計調査報告[家計収支編]2023年(令和5年)平均結果の概要 」を基に筆者作成 交際費は「その他の消費支出」に分類されるようです。したがって、毎月10万円の交際費は、一般的にみて多い金額であることが分かります。
ほかの家庭では家計の管理はどうやって行っているの?
ウェブスターマーケティング株式会社は「夫婦のお金の管理方法」についてのアンケート調査結果を公表しています。アンケートで「夫婦どちらがお金を管理しているのか」という質問の回答は下記の通りになっています。 ●主に妻が管理 45.0% ●二人で分担 31.2% ●夫が主に管理 17.4% ●それぞれ別で管理 6.4% 約半数が、妻が家計を管理しているということです。 さらに同アンケート調査では、「具体的にどのようにお金の管理をしているか」に関しても調査を行っています。回答の上位5位までは、下記の通りです。 1位:お小遣い制の採用 2位:ふたりの収入をまとめて管理 3位:得意な方に管理を一任 4位:夫の給料のみで生活する 5位:生活費の支払い・管理を分担する お小遣い制で家計を管理している夫婦が1番多いという結果になっています。 決まった金額を設定しお小遣い制にすれば「ついつい使ってしまう」ということが減るため、「家庭内の支出を管理しやすい」というメリットがあるかもしれません。