シリーズ連覇がかかる椎名豊、びわこGⅡで完全Vを決めた藤原啓史朗が参戦/ボートレースびわこ・開設72周年記念事前情報
展望
ボートレースびわこのGI「開設72周年記念 びわこ大賞」は9月12日に開幕する。4大会ぶりのVを目指す当地エース・馬場貴也を筆頭に、峰竜太、石野貴之、瓜生正義、白井英治、平本真之、篠崎元志ら7人のゴールデンレーサーが集結。昨年大会に続くタイトル連覇がかかる椎名豊をはじめ、太田和美、徳増秀樹、魚谷智之、寺田祥、森高一真、吉田拡郎、長田頼宗、岡崎恭裕、土屋智則、片岡雅裕らもSG覇者の存在感を示したいところだ。 【写真あり】出場予選選手の一覧はこちら 昨年の当地GⅡ戦を8連勝完全Vで制した藤原啓史朗、同じく当地GⅡホルダーの大上卓人もV戦線を盛り上げそう。当地とは好相性の前田将太と木下翔太。守田俊介、丸野一樹も地元周年タイトル制覇を目指して気合の走りを披露する。
水面
季節ごとに変動する当地の水位は4~5月の春がピークで、この時期は海水の場で例えるなら干潮の状態。多くの選手が苦戦する特有のうねりの影響は水位が高い時期に比べると小さくなる。かつてインが弱かった時代ならセンター、アウト勢の出番が倍増するのがパターンだった。ただ、現在はイン艇が主導権を握るレースが基本。今回もインを軸に、パワーの裏付けをもった選手を絡めていく舟券が正解だろう。
今節のキモ
例年と同じく断然のエース機は存在せず、①元来の好素性機と、②中間整備で急上昇したモーターの2種類が混在。最高2連対率の62号機を筆頭に16号機、44号機、48号機、57号機が①の代表格。②は17号機、28号機、33号機、50号機、61号機だが、新たな急上昇機が出現する可能性もあるだけに、スポーツ紙等での情報チェックは不可欠だろう。 選手に関しては期待も込めて松山将吾に注目したい。昨年と今年で特別戦は4回のファイナル進出。地元水面で悲願の特別タイトル初戴冠を成し遂げる可能性は十分あるはずだ。
マクール