山口仁也、重里侃太朗に引き分けも挑戦権獲得 日本スーパーフライ級挑戦者決定戦【ボクシング】
ボクシングの日本スーパーフライ級最強挑戦者決定戦が31日、東京・後楽園ホールで行われ、同級2位の山口仁也(24)=三迫=が同級1位の重里侃太朗(28)=志成=に8回判定1―1で引き分けたが、山口が優先点を得て来春チャンピオンカーニバルでの同級王座への挑戦権を獲得した。山口はこれで5勝(2KO)1分け、重里は7勝(2KO)2分けとなった。 打ち合いを挑む山口に対し、長距離からジャブとストレートをヒットしていく重里という対称的な試合。山口は4回に左ストレートをまともに浴びてぐらつく場面もあったが、最終的には打ち合いに巻き込んで王座挑戦権を手にした。 「もっとできることがあった。優先点を得ても試合に納得はできないです。こんな試合ではチャンピオンになれない。もっと練習します」と、山口。重里は「これで腐ってはいられない。やり返したいです」と、試合後はすぐ再戦に闘志を燃やしていた。
中日スポーツ