Spotify、アニメ関連楽曲は“過去3年で400%増加”グローバル展開で配信強化
音楽ストリーミングサービスのSpotifyは20日、アニメ関連楽曲の配信強化の一環として「アニメハブ」をグローバル展開で大幅なリニューアルの実施を発表した。 【画像】Spotifyオリジナルキャラクターも採用したアニソン系プレイリストの新ディスコグラフィー(全4枚) この取り組みは世界的なアニメ音楽の人気急上昇があるといい、Spotify内でのアニメ関連楽曲の再生数は2021年から約400%増加。特に米国、インドネシア、ブラジル、メキシコ、台湾などで顕著な伸びを示しているという。 また、ユーザーが作成したアニメプレイリストは670万を超えており、最もプレイリストに追加されている楽曲はLiSAの「紅蓮華」で、TK from 凛として時雨「unravel」、いきものがかり「ブルーバード」、Eve「廻廻奇譚」、KANA-BOON「シルエット」が続いた。 リニューアルされた「アニメハブ」では、コンテンツの探索性が向上。「人気のアニメ」「トークから楽しむアニメの世界」「アニメのジャンル別」「年代別」など、多様な切り口からアニメ関連音楽やポッドキャストにアクセスできるようになった。 さらに、ソニーグループの北米アニメ配信大手の「Crunchyroll」との提携による、公式ポッドキャストやプレイリストがSpotify限定で公開されることも決定。日本のアニメ音楽の海外輸出がより一層強化されることが期待されている。
編集部 経済・社会担当