「基本はキャッシュレス」な私にピッタリなお財布は、意外なものからできたコレだった
新しい財布が欲しいが、特にブランドものにこだわりがあるわけでもなかった。 便利だったら嬉しいが、キャッシュレス決済が主なので、最低限数枚のカードが入れば十分。 【全画像をみる】「基本はキャッシュレス」な私にピッタリなお財布は、意外なものからできたコレだった せっかくならと思い、環境負荷を軸に財布を選んでみることにした。 たどり着いたFREITAG(フライターグ)の財布を使ってみたところ、機能性もバッチリでとてもよい買い物ができたと感じている。
トラックタープからできた財布
それがこのFREITAG F280 LAZARUSだ。 FREITAGはスイスに拠点を置くカバン・財布メーカーで、その最大の特徴は、大部分の素材にユーズドのトラックタープを使っている点だ。 トラックタープとは、トラックや積荷を雨風や砂埃から守るために作られた丈夫な幌(ほろ)のこと。 通常汚れたり傷ついてしまうと破棄されてしまうが、FREITAGは使用後のタープをリサイクルして製品を作っている。 そのため同じ型のカバンや財布であっても、一つとして同じ柄にならないのだ。 私は、ビビッドでかわいい、ほぼ全面が黄色の財布を選んでみた。 一つとして同じものがない中からお気に入りのアイテムを選べるのも、FREITAG製品の魅力の一つだ。 タープの柄や汚れ具合もそれぞれ違う中で、一つひとつ手作業によってカッティング、縫製されているのだとか。
徹底的にエコを目指す企業
FREITAGのサステナブルな取り組みは、タープのリユースだけではない。 製造工程のかなりの部分で、循環可能な素材を使ったり、環境負荷の低い方法が取られている。 例えば、再利用するタープの洗浄には雨水を再利用するほどの徹底ぶり。 タープ以外にも、ユーズドのシートベルトを使用していたり、土に還る素材で作られていたりと、どの製品からも環境負荷に対して深く考えられていることが分かるのだ。 そうした徹底した環境負荷の少ないものづくりを追求する姿勢はとても信頼できるし、自分が購入したアイテムも、気持ちよく使い続けることができるのがありがたい。