ガルブレイス氏「ついにアメリカの景気後退が始まった」
2007年7月17日、ワシントンD.C.で行われた下院金融サービス委員会の公聴会におけるジェームズ・ガルブレイス氏(写真:ブルームバーグ)
8月に入ってからの株式市場の変調が意味していることは何だろうか。テキサス大学オースティン校リンドン・B・ジョンソン公共政策大学院の教授であるジェームズ・K・ガルブレイス氏のコラムをお届けする。同氏はアメリカ議会の合同経済委員会の元事務局長であり、近刊『Entropy Economics: The Living Basis of Value and Production(エントロピー経済学:価値と生産の生きている基盤)』(シカゴ大学出版局)の著者(ジン・チェンとの共著)でもある。同氏は1970年代後半には下院銀行委員会で金融政策の監督を担当したことも。父親は高名な経済学者であるジョン・K・ガルブレイス氏。原題は High Interest Rates Finally Bite 。© Project Syndicate 1995-2024
本文:3,200文字
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ジェームズ・ガルブレイス