山形大学の研究チーム、AI活用でナスカの地上絵を発見しまくる
大きな絵と小さな絵には違うパターンあり
チームはまた、大きな地上絵と小さな地上絵が描いているものには異なるパターンが存在することを特定しています。巨大な地上絵は一般的に動物や植物を描いていますが、レリーフタイプの地上絵は人間、首のない頭、家畜化されたラクダ科の動物を描いていました。小さな地上絵は、平均してナスカ平原地域を縦横に走る古代の道から約43メートルの場所に位置しているため、絵を作った人たちがその絵を見るために使用されていた道だった可能性があるとのことです。 新しく発見された小さな地上絵のうち、野生生物を描いた47の地上絵には、鳥、猫、蛇、猿、キツネ、シャチ、魚の姿が含まれていました。チームは論文の中で、大規模な地理空間データ技術とデータマイニングが空中考古学における発見のペースを加速させたと書いています。
岩田リョウコ