アプガ(プ) 渡辺未詩×OCHA NORMAの中山夏月姫の異色“タッグ”インタビュー
プロレスとアイドルは実は似ている?
──東京女子プロレスはアイドル関係の選手が目立ちますよね。SKE48の荒井優希選手はもちろんですが、今や世界的人気の伊藤麻希選手も元LinQですし。 中山 そう! 実はそのへんのことを今日すごく話したかったんです! プロレスとアイドルってまるで別物みたいに見えるかもだけど、実は結構近いジャンルだと思っているんですね。これまで私は芸能活動をする中、プロレスが好きだといろんなところで発信してきました。すると、そのうちプロレスに興味がなかったアイドルファンの方が、どんどん沼っていく様子を目にするようになったんですよ。 渡辺 え~、そんなこともあるんですね! 中山 たとえば個別イベントでは、渡辺選手のことを応援しているファンの方も来ますよ。アイドルのイベントなのに、お互いにプロレス愛を語り合うという不思議な光景が繰り広げられています(笑)。 渡辺 ジャンルの垣根を越えたヲタクということかあ(笑)。 中山 私としては、こんな面白いものがあるんだということを単純にもっと知ってもらいたいんです。生で観る試合の迫力は半端じゃないですし、その一方で今は配信でも気軽に観ることができるようになっていますし。もっと日本人はプロレスを観るべきですよ! ──あと単純に東京女子の選手はビジュアルがいいですしね。 中山 そこも重要! 物販で選手の方が写真を撮ったりしているけど、みなさん、めちゃくちゃ可愛いんです! 本当にアイドル性が高いですよ。そこもジャンルの垣根を越えるカギになっていると思うんですけど。 ──甲田哲也代表が生粋のハロヲタなので、その影響もあるのかもしれないですね。 渡辺 もともと東京女子を作るときに、高木さん(=高木三四郎・Cyber Fight副社長)から「最近、アイドルが流行っているらしいから現場を見てきてほしい」と言われたのがきっかけらしいんですよ。それで取り返しがつかないほどの牧野真莉愛さん推しになっちゃった(笑)。12月29日の大会後も「個別あっち向いてホイゲーム」というのがあるんですけど、普段からなんとなく甲田さんがハロプロさんからインスパイアを受けているのかなあと感じる出来事が多いです(笑)。 ──さて、最後に12月29日に行われる後楽園大会の見所をお願いします! 中山 年末の大会って選手も気合が入っているからか、何か特別なことが起こりがちなんですよ。私も放送席から東京女子さんの魅力を精一杯伝えていくつもりですので、会場に足を運ぶなり、配信をチェックするなりして、存分に楽しんでいただけたらと思います。プロレスで2024年を締めくくれるなんて最高のご褒美ですよ! そして東京女子さんの試合でもらった感動や興奮を、私は年明けにあるハロー!プロジェクトのコンサートでファンの方に届けられたらいいなと。コンサート会場をプロレス会場並みの熱狂に巻き込んでみせます(笑)。 渡辺 29日の大会に関しては夏月姫ちゃんもゲストでいてくれることですし、1年を締めくくる最高の大会にすることをお約束します! そして1月4日の後楽園大会は自分にとって6回目のベルト防衛戦。瑞希さん相手に闘うことになります。かなりの強敵であることは間違いないですが、夏月姫ちゃんに会ったパワーで頑張ります! アイドルファンの方も、ぜひチェックしてみてください! (取材・文/小野田衛)
小野田 衛