金沢で酒造りシンポ 来年1月25、26日
●飲み比べ、伝統芸能披露 文化庁は来年1月25、26日、金沢港クルーズターミナルで、無形文化遺産の登録を記念した「伝統的酒造りシンポジウム」(北國新聞社特別協力)を開催する。地酒の飲み比べや伝統芸能の上演などを通じて石川の文化の魅力を広く発信する。 文化庁によると、他の産地に比べて石川の酒造技術が高いことや、能登半島地震や奥能登豪雨の復興支援につなげるため、県内での開催を決めた。 テーマは「匠(たくみ)のわざと日本の文化を未来へ紡ぐ」。トークセッションでは県内の杜氏(とうじ)らが登壇し、酒造りの魅力やこだわり、受け継がれてきた歴史を語る。 石川の地酒を中心に全国の銘柄の飲み比べを実施するほか、御陣乗太鼓などの伝統芸能も上演し、石川の豊富な文化資源を紹介する。物販コーナーやキッチンカーなども登場する。入場は無料となっている。