ミシュランキーが旅を変える。旅の目的地は泊まりたいホテル!
ミシュランガイドは4月8日、新しいホテルの評価基準となる"Michelin Key(ミシュランキー)"を得たフランスの189のホテルを発表した。レストランの評価が星で示されるように、ホテルについては鍵がその価値を示すのだ。星同様に表現するのであれば1ツ鍵、2ツ鍵、3ツ鍵といえばいいのだろうか? 数年がかりのプロジェクトだったそうで、今後アメリカ、スペイン、日本などのホテルについても発表されるというからなんともスリリング! 鍵付きホテルについては、ミシュランのサイトで予約ができる。 格別な滞在ができるホテルとして、その評価は次の5つの基準に基づいている。 1. ホテル自体が旅の目的地であり、その土地ならではの体験ができる 。 2. 素晴らしい建築とインテリアデザイン 。 3. 施設の個性やユニークな特徴を反映した独自性がある。 4. サービスの質、快適性、メンテナンスが行き届いている。 5. 価格に見合った体験ができる。 フランス国内で1キーを得たホテルは127軒。そのうちパリの22軒は、いずれも1~10区の中心地に所在するホテルだ。そのなかには本誌のパリ特集でも紹介されているMaison Proust(メゾン・プルースト)、La Fantaisie(ラ・ファンタジー)も含まれている。2キーを得たのは38軒で、パリはクリヨン、ブルガリ ホテル パリ、シャングリ・ラ パリ、ル ロイヤル モンソーなど8ホテル。こうした高級ホテルが2ツ鍵なら、いったいパリの3ツ鍵ホテルはどこだろうと気になるのでは?
最上階のルーフトップ バー(写真左)、地下のスパHolidermie(写真右)、そしてホテルの奥に隠された大きな庭の楽しみが待つLa Fantaisie(ラ・ファンタジー/ 24, rue Cadet 75002 Paris)。
ラ・ファンタジーと同様にマーティン・ブロドニツキーがインテリアを手がけたLe Grand Mazarin(ル・グラン・マザラン/ 17, rue de la Verrière 75004 Paris)もミシュランキーを1つ得た。