【欧州選手権】ドイツが首位通過決めた!フュルクルク後半AT弾で劇的ドロー スイスは2位で決勝Tへ
◇欧州選手権1次リーグA組 ドイツ1―1スイス(2024年6月23日 フランクフルト) サッカーの24年欧州選手権(EURO)ドイツ大会1次リーグ第3戦、既に決勝トーナメント進出を決めた開催国ドイツはスイスと1―1のドロー。0―1の後半アディッショナルタイム、FWフュルクルク(ドルトムント)が劇的な同点ゴール。2勝1分けの勝ち点7でA組首位通過が確定。一方、スイスは1勝2分けの勝ち点5で同組2位での決勝トーナメント進出が決まった。 引き分け以上でグループ首位通過が決まるドイツは3試合連続で同じ先発メンバーを選択。前半17分、アンドリヒ(レーバークーゼン)がブレ球ミドルでゴールネットを揺らすも、VAR判定によって直前のプレーでドイツの選手にファウルがあったとして得点は認められなかった。 すると同28分、自陣右からのクロスに飛び込んだエンドイェ(ボローニャ)に上手く右足を合わせられると、GKノイアー(Bミュンヘン)でも止められず。先制点を奪われる展開となった。 なかなかゴールが奪えないまま迎えた後半43分、ジャカ(レーバークーゼン)の強烈なミドルシュートをGKノイアーがファインセーブ。絶対絶命のピンチを守護神が救った。 このビッグプレーで流れを呼び込むと、アディッショナルタイムに劇的弾。左からのクロスに途中出場のフュルクルク(ドルトムント)が起死回生のヘディングシュートを決め、1―1で試合終了。土壇場で引き分けに持ち込み、A組首位通過を決めた。 この結果、ドイツは29日の決勝トーナメント1回戦でC組2位と激突へ。一方、2位通過となったスイスは同日の決勝トーナメント1回戦でB組2位と対戦することになった。