春秋座「能と狂言」次回は能「二人静」&狂言「宗論」、“演出”を巡るトークも
渡邊守章記念「春秋座―能と狂言」が、来年2月8日に京都・京都芸術劇場 春秋座で上演される。 【画像】「二人静」より。(撮影:前島吉裕)(他3件) 2009年にスタートした「春秋座―能と狂言」は、歌舞伎劇場の空間で、能・狂言の名作を上演する企画。16度目の開催となる今年から、1つのテーマについて複数年にわたって掘り下げる。第1弾となる今回は、“演出”をテーマに、能「二人静 立出之一声」と狂言「宗論」が披露される。能「二人静 立出之一声」では、静御前役を観世銕之丞、菜摘女役を観世淳夫が勤め、狂言「宗論」では、野村万作、野村萬斎、野村裕基の三世代がそろう。なおプレトークでは、片山九郎右衛門、大阪大学の天野文雄名誉教授が、“演出”を巡りトークを展開する。 ■ 渡邊守章記念「春秋座―能と狂言」 2025年2月8日(土) 京都府 京都芸術劇場 春秋座 □ 出演 プレトーク「演出をめぐって」 片山九郎右衛門 / 天野文雄 狂言「宗論」 シテ(浄土僧):野村万作 シテ(法華僧):野村萬斎 アド(宿屋):野村裕基 能「二人静 立出之一声」 前シテ(里女)・後シテ(静御前):観世銕之丞 ツレ(菜摘女):観世淳夫 ワキ(勝手宮神主):宝生常三 笛:竹市学 小鼓:大倉源次郎 大鼓:亀井広忠 後見:青木道喜 / 鵜澤光 / 安藤貴康 地謡:片山九郎右衛門 / 味方玄 / 浦田保親 / 片山伸吾 / 分林道治 / 橋本忠樹 / 梅田嘉宏 / 浅井風矢 ※学生&ユース料金あり。 ※託児サービスあり。