宮世琉弥&原菜乃華、仲良し2人が“理想デート”を妄想! 王道ラブストーリーへの憧れも
宮世琉弥と原菜乃華のW主演映画『恋わずらいのエリー』が公開中だ。 本作は藤ももの同名コミックを実写映画化したもの。学校イチのさわやか王子でありながら、実は口の悪いウラオモテ男子・オミくんこと近江章を宮世が、オミくんを眺めつつ日々妄想をSNSでつぶやく妄想大好き女子・エリーこと市村恵莉子を原が演じる。 【写真】宮世琉弥&原菜乃華の“手つなぎ”など撮り下ろし(複数あり) 今回は、宮世と原にインタビュー。2人も憧れていたという王道ラブストーリーの魅力や、本作にちなんだ妄想トークをたっぷりと聞いた。 ■憧れていた王道ラブストーリーに出演!♡ ーーおふたりとも王道ラブストーリーへの出演に憧れていたとのことですが、本作はどんなところが魅力でしょうか? 宮世琉弥(以下、宮世):やっぱりキュンキュンできるところです。昔から、胸キュン系のラブストーリーを観て育ってきたので、自分がこういう作品に出られるなんて本当に嬉しかったです。 原菜乃華(以下、原):私も恋愛ものの作品でヒロインをやるのが夢でもあり、目標でもありました。特に『恋わずらいのエリー』に関して言うと、キュンキュンだけでなく、コメディ要素も多い作品なので、演じていてすごくやりがいがあって楽しかったです。 ーー完成した作品を観て何を感じましたか? 宮世:胸キュン要素だけでなく、ヒューマンドラマな一面もあって楽しめました。 原:面白かったよね。特にエリーに関しては妄想シーン。結構大がかりでにぎやかなセットの中で撮影して、その時点で楽しかったのですが、編集されて効果音がついたことによって、さらにかわいらしくなっていて。「エリーちゃんの頭の中は、こんな世界なんだ!」と感動しました。すごくかわいいので、ぜひ注目してほしいです。 ■ネタバレばかりする宮世に、原「もう漫画とアニメの話はしない!」♡ ーー原さんが演じたエリーは、妄想が始まると一気に熱量が上がるタイプです。おふたりにとって、“これをしている時に一気に熱が高くなる”ことはなんですか? 宮世:お風呂! 原:体温ってこと? そういう意味じゃないと思うけどな~。 宮世:(笑)。 原:私は趣味の話で友達と盛り上がっているときに饒舌になります。映画だったり、ドラマだったり、アニメだったり、漫画だったり……物語が好きなので、そういうものでお気に入りの作品見つけたときとか、同じ作品を見ている友達がいて語り合ったりしている時は、めちゃくちゃ楽しいです。 ーーおふたりで話していて、熱量が上がった瞬間はありますか? 原:……意外と噛み合ってないんですよね。 宮世:ぼくら、仲悪いんですかね~? 原:好きなものとかは、同じものもあるんですけど……。 宮世:あ、そうだ! ある事件をきっかけに、僕はしゃべらないようにしました。 原:そう! 宮世さん、ネタバレばっかりするんですよ。私、ネタバレされるのが、すごく嫌なのに、ネタバレばかり話すので「もう、宮世さんとは漫画とアニメの話はしない!」って決めたんです。 宮世:その結果、熱量が上がる日は来なくなりました。僕がどこまで見たか確認してしゃべればいいんですけどね。ただうっかりネタバレしかねないから(笑)。 ■宮世と原の理想のデートは?♡ ーーエリーの妄想力にちなんで、憧れのデートシチュエーションの妄想を教えてください。 原:私は本屋さんデート! お互いにお気に入りの1冊持ってきて、交換したいです。 宮世:へー! なんで? 原:小説って自分の中の哲学がギュッと詰まっていると思っていて。その人の1番お気に入りの小説を読むことで、内側を知れるんじゃないかなと思うんですよね。 宮世:最近、原田マハさんの『楽園のカンヴァス』読んだよ。 原:わー! 私も原田マハさん好き! 『本日は、お日柄もよく』がおすすめだよ。それから朝井リョウさんとかも、よく読みます。 ーー宮世さんはいかがでしょう? 宮世:僕は、シンプルにおうちデートがしたいですね。家でだらっとしたり、映画を観たり、一緒にスーパーに行って料理したり……。そういう普通の日常を過ごしてみたいです。 原:いいねー! ーーちなみにおふたりはスーパーに行く際、こだわっていることはありますか? 例えば、節約しがちだったり、まとめ買いしがちだったり。 宮世:僕は、後先考えずに欲しいものをカゴの中に入れちゃいます。これ、たぶんお父さんの遺伝子なんですよね。家族が多いので、あんまり量がわからなくて、食べたいものがあったら、いっぱい入れちゃいます。 原:私もかも。全然自炊をせず、現場に余っているお弁当を「これ、いただいていいですか?」って持って帰るタイプなので(笑)。 ーーもしも学生に戻れるならやりたいことはありますか? 宮世:僕は焼きそばパンが食べたいです! 学生の頃に、お小遣いとかで買った焼きそばパンが大好きだったんですよね。 原:私は屋上で友達とお昼ご飯を食べたいです。 宮世:“THE高校生”の日常、みたいな日常をあまり送れなかったので、“当たり前”への憧れがすごくあるんです。 ーーオミくんは、ウラオモテが激しいキャラクターですが、おふたりはオンモードとオフモードがはっきりしているタイプでしょうか? 宮世:はっきりしています。オフのときは、だらーんってしています(笑)。 原:私も、オンオフ激しいですね。疲れていると、しゃべらなくなります。 宮世:たしかに! 原:え? あんまり見せてない気がするけど……。 宮世:言っておいた方が、仲良さそうかなって(笑)。 原:なるほどね(笑)。 ーーどのタイミングでスイッチがオンになるのでしょう? 宮世:移動中まではオフモードで、現場に着いた瞬間からオンモードになります。 原:私は、メイク後にスイッチが入りますね。現場に入ったときは、眼鏡のまま眠そうに「おはようございます」って眠そうなまま入るのですが、メイクをしていると徐々にオンモードになっていくんです。 ■宮世が“胸キュンシーン”より緊張した瞬間は……?♡ ーーこれまでにも何度か共演しているおふたり。新たに気づいた意外な一面があれば教えてください。 宮世:そんなに印象は変わっていないんですけど、眠くなったりしたら、お互いにわかるんです。オフモードになるというよりも、長時間撮影をしているときに、体力を温存しようとし始める。 原:たしかに。だから、とても気楽です。無理して、しゃべるということをしなくてもいい、貴重な存在だなって。 宮世:僕もです。だから、朝はすごくしゃべるけど、夜になるにつれてしゃべらなくなるよね。 原:そうそう! 温存し始めるタイミングが一緒なので、本当に助かります。 ーーちなみにどんなお話をするのでしょう? 原:本当に覚えてもいないような、どうしようもない雑談で盛り上がります。宮世さんはラップが得意なので、韻踏みごっこをしたり。内容もないくだらないことをおもしろおかしくしゃべっている時間が長いですね。 ーー原さんから見た宮世さんの印象は? 原:意外と緊張しいですね。誰に対してもすごくフレンドリーに話しかけていて、人見知りしない方なんだなって思っていたんですけど、いきなり緊張したりとか、急に喋らなくなったりする瞬間があって。ちょっと安心しました。人間らしいところがあるんだなって。会うまでは宮世さんは明るい人、私は暗い人間って思っていたから、意外と近しい部分もあるんだなと思って安心したんです。 ーー今回の撮影中に緊張した瞬間はいつでしょう? 宮世:胸キュンシーンです。 原:そうかな? 宮世:あんまりかも。原さんが相手だったから、大丈夫でしたが少し緊張しました! 原:私から見たらNiziUさんがいらっしゃったときに、めちゃくちゃ緊張しているように見えたけど。 宮世:(笑)。でも、たしかにNiziUさんが来た時は、緊張しましたね。原さんを含めて女性10人に囲まれることなんてなかなかないので。
於ありさ