舞華『5★STAR GP 2024』全勝優勝で頂点に立つ!たむとの頂上決戦へ向け「果たせなかった約束、ここでしっかり果たそうね」
舞華「もっともっとこのスターダム強くなるよ」
スターダムは8月31日(土)、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナにて『5★STAR GP 2024~優勝決定戦~』を開催した。 【動画】5★STAR GPを制した舞華の前に中野たむが姿を現した メインイベントでは、舞華が上谷沙弥を破り、全勝で優勝を果たした。 試合は時間無制限1本勝負で行われ、27分23秒の激闘の末、舞華が変型みちのくドライバーⅡで上谷を沈めた。 試合開始直後から両者は慎重に距離を測りながらの攻防を繰り広げた。序盤は上谷のスピードとテクニックが光り、舞華を翻弄。 しかし、場外戦に持ち込むやいなや、舞華の強さが際立った。鋭いショルダータックルや強烈なエルボーで徐々に主導権を握り、上谷を追い詰めていく。 上谷も必死に反撃を試み、場外からの飛び技や素早いロープワークで巻き返しを狙うが、舞華の強靭なフィジカルに阻まれる。 特に花道でのブレーンバスターの応酬は観客の声援を一身に浴び、試合の緊迫感をさらに高めた。 上谷のダイナミックな攻撃も、舞華の巧妙なカウンターにことごとく封じ込められる。 試合が中盤に差し掛かると、両者の消耗が激しくなり、攻防のテンポが落ちる。 舞華は堅実なラリアットやパワースラムで着実に上谷の体力を奪い、上谷は果敢にミサイルキックやドロップキックで応戦するも、舞華の力強いラリアットを受け、次第に劣勢に立たされる。 終盤、舞華は上谷の一瞬の隙を突いてみちのくドライバーⅡを決めるも、上谷は驚異的な粘りで肩を上げる。 だが、舞華は冷静さを失わず、最後は変型みちのくドライバーⅡで完璧に上谷を抑え込み、3カウントを奪取。 全勝での優勝を果たした。 <試合結果> ▼メインイベント 『5★STAR GP 2024』優勝決定戦(時間無制限1本勝負) 舞華 〇 vs 上谷沙弥 × 27分23秒 変型みちのくドライバーⅡ→エビ固め 勝利後、舞華は「上谷、今日の闘いでオマエが一番輝いていた。それがオマエの居場所だろう。でも私はその居場所を奪い取る。そして次は赤いベルトを狙う」と宣言。観客席から大きな拍手が巻き起こる中、舞華は次なる目標を掲げた。 上谷もリングを去る際、「一生かけてでも、オマエを地獄の底まで引きずり落としてやる」と、今後のリベンジを誓った。 大会後のバックステージでのコメントでも、舞華は「全勝優勝は誰も成し遂げたことのない快挙だ。スターダムをもっと強くし、赤いベルトを最短で奪い返す」と意気込みを見せた。 上谷も「舞華が勝った姿を見るのは悔しいが、これからもスターダムを混乱に陥れてやる」と新たな決意を示した。 5★STAR GP 2024の幕は、舞華の堂々たる勝利で閉じられた。 舞華の今後の活躍に注目が集まると同時に、スターダムの頂点を巡る戦いはまだ始まったばかりである。 舞華「有難う。でも言わせて上谷、いままで闘ってきたなかで、オマエ今日一番イキイキしてんじゃねえか!それが、オマエの選んだ居心地のいい場所なんでしょ?こんな形になってしまったけど、今日、決勝で上谷とやれて、メチャクチャ嬉しかったよ」 上谷「プロレス人生、一生かけてでも、オマエを、地獄の底まで引きずり落としてやるよ!」 舞華「言ってんだろ。オマエは、私のライバルなんだよ。また、闘うぞ」 舞華「やっぱアイツ腹立つー!ということで私が優勝したということは、赤いベルト…ナツコ、やり返そうとしたけど負けてんじゃねえかー!どうなってんだ!まぁ、いいや、私はねもう待ってられない。最短で赤いベルトを取り返す。そしてそのあとに思いきり、ナツコをぶっ潰すんで皆よろしくー!その最短なんですけど、そう来月の14日、大阪エディオンアリーナ第1競技場、そこで、中野たむ、オマエとやりたいと思ってるよ、返事はー?」 舞華「頑張って走ってー。痛くない。オウオウ無理すんな。たむ、まずはおめでとう。いやー、私はそのベルト巻いてたときに、やりたかったんだけど、でも、私のこと、待ってたでしょ?」 たむ「アンタがアタシのこと待ってたんでしょ?やろう。最高峰の試合、アンタと私で、9・14?すぐじゃない?いいよ!」 舞華「果たせなかった約束、ここでしっかり果たそうね」 舞華「ということで、赤いベルト戦決まりましたー!はい、有言実行したよ、皆。全勝優勝ー!この勢いのまま、あの赤いベルトを絶対に取り返す。そしてナツコ、H.A.T.E.、ボッコボコにしてやるんで、皆、大阪エディオンアリーナ、是非お越しください。その時まで、さらばだー!」 ■試合後バックステージコメント 舞華「ハイ、全勝優勝! あ~、マジで5★STAR GPトラウマだったんだよお。でもいまこうして、誰も成し遂げられなかったことを成し遂げることができてホントによかった。あ~、間違ってなかった…のかな?間違ってたこともあったのかもしれない。いろんな感情になって心折れそうになって這い上がって、もがいて苦しんで、まあでも人生ってそれの繰り返しっしょ!だから、応援してくれたファンのみんなもこんな私の姿を見て、明るく楽しく、一緒に人生を歩んでいきたい。もちろん、スターダムの仲間ともっともっといろんな感情になりながら、もがきながら苦しみながら、時には立場逆転して、そうやって強くなっていくと思う。もっともっとこのスターダム強くなるよ。なんてったって、この5★STAR GP全勝した私がいるんだよ!必ず最短で赤いベルト取るんで、そしてね、年末も迎えたいと思います。ホントにありがとうございました!よっしゃ、酒飲むぞ!」 上谷沙弥「アイツが最後、立って、笑って、勝ち名乗り挙げてる姿、心底気にくわない! リング上でも言ったけど、プロレス人生、一生かけてでも、アイツを地獄の底まで引きずり降ろしてやるよ。正義が勝つなんて、気にくわないね。だって人それぞれ正義は違うから。私は私なりの悪の正義で、その正義を振りかざしてスターダムをこれからもメチャクチャにしてやるよ!」
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