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米テキサス州ダラスで住宅が炎上、男性1人と犬3匹が亡くなった。この事件に関連して逮捕された容疑者の女が、放火の罪で起訴された。交際相手の家のトイレを借りられなかった腹いせに、犯行に及んだ可能性が出ている。 【動画】火災発生時の様子

米NBCテレビによると、住宅を損壊する目的で放火した容疑で逮捕・起訴されたのは、ミルサ・ロペス容疑者（38）。

10月12日朝、交際相手のゲイリー・フィッシャーさんの住むトレーラーハウスに火をつけたとロペス容疑者は供述しているという。

フィッシャーさんの住宅を含む4棟に燃え移り、就寝中だった男性1人が亡くなった。なお、男性の身元は判明していない。

このほかにも、フィッシャーさんと別の住人の飼い犬、合わせて3匹が死亡した。

地元メディアによると、フィッシャーさんは大きな物音で目覚めたという。

玄関ドアにはロペス容疑者が立っていたが、フィッシャーさんは入室を拒否した。

すると数分後、室内に煙が充満。フィッシャーさんは「息ができなかった」という。

フィッシャーさんは、ロペス容疑者に対し、「自宅にもう来ないでほしい」と伝えていたにもかかわらず、ロペス容疑者はたびたび訪れていたそうだ。

当局の取り調べに対し、ロペス容疑者は故意に放火したことを認め、室内に入れてもらえずカッとなったと供述している。また、近所の住民には、トイレを貸してもらえず火をつけたと話していたという。