リノベした新居に“推し棚”を作ったら、控えめに言って天国だった...! 理想の部屋づくり、40代オタクの僕の場合
お部屋の内装が固まり、いよいよ工事がスタートしました。工期は約1ヶ月間。その間にやらなければいけないのが、家具の購入です。新居購入に伴い、手持ちの家具はほとんど処分するつもりだったので、部屋の雰囲気に合った家具をイチから探さなければいけません。 【実際の写真】オタクが自分に素直になると、部屋はこうなる!どこを見ても「推しと目が合う」著者の自宅(写真7枚) キーワードは、内装同様、インダストリアル。とはいえ、やはりこの単語だけでは解像度が低すぎる。自分にとってインダストリアルな家具とはなにか。構成要素を抜き出す必要があります。 そこで、まずはインダストリアルを基調とした家具ショップを見て回るところから始めました。僕のアンテナに引っかかったのが、ド定番ではありますが、「CRASH GATE」と「JOURNAL STANDARD FURNITURE」の2ブランド。これらのアイテムを見ていると、自分の好きなインダストリアルな家具の必要条件というのがなんとなく見えてきます。 それが、ウッドとアイアンの組み合わせ。基本的にこの2つの要素が入っていれば、ざっくりインダストリアルな雰囲気は守られる。ということで、家具に関してはベースとしてウッドとアイアンの要素が入っているものを選びました。 センターテーブルとワークデスク、チェアはいずれもCRASH GATEのもの。テーブルとデスクは、天板に天然木を使用しているため扱いはやや難しく、定期的にオイル塗装やワックス塗装をする必要があるのですが、手間のかかる子ほど可愛いの精神で今のところ乗り切っています。チェアは、座り心地より見た目重視。ファブリックな素材はあまりインダストリアルな空間には馴染まないのですが、このコーデュロイの感じが可愛すぎて一目惚れ。ああだこうだ理屈をこねたところで、人間、一目惚れには勝てません。可愛いは大正義です。 ソファも同じくCRASH GATEのもの。とにかく『ロンバケ』に強い影響を受けている人間なので、ソファは絶対飴色のレザーが良かった。といいつつ、これは革っぽく見えますが、スーパーレザーテックスという人工皮革です。革よりお手入れがしやすく、かつ座り心地も柔らかくて好みだったので、これにしました。このソファに座っているときは、気持ちだけは瀬名くんです。スーパーボールとか投げちゃいます。 次に、部屋の印象を大きく左右するのが窓まわりです。特に僕の部屋の場合、ベランダに出る広めの開口部に加え、南側にも大きな窓があったので、3面の壁のうち2面がほとんど窓。ここをどうするかで、部屋のトーンが様変わりします。 定番はやっぱりカーテンですが、インダストリアルなお部屋に布はどうしても相性が悪い。なので今回はウッドブラインドをチョイスしました。正直、カーテンに比べるとかなり割高です。コスパの面で考えると圧倒的に損ですし、遮光性も下がりはする。ただ、繰り返しにはなりますが、窓まわりは面積から考えても部屋の顔。ならば、必要な投資かと思い、全面ブラインドにしました。生活感の出やすいカーテンと比べると、グッとこなれた印象になるので、個人的には良い選択だったなと思います。高いけど! そして、もう一つ家具を選ぶときに重視したのが、オタク部屋にしたいということでした。
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