地元ドイツのストルフがチチパスを倒して8強入り「サービスがかなりよかった」 [ATPハレ/テニス]
地元ドイツのストルフがチチパスを倒して8強入り「サービスがかなりよかった」 [ATPハレ/テニス]
ATPツアー公式戦「テラ・ウォルトマン・オープン」(ATP500/ドイツ・ノルトライン ヴェストファーレン州ハレ/6月17~23日/賞金総額241万1390ユーロ/グラスコート)の男子シングルス2回戦で、ヤン レナード・ストルフ(ドイツ)が第6シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)を6-4 6-4で倒してベスト8進出を決めた。 ~テラ・ウォルトマン・オープンでシードダウンを演じて8強入りを決めた地元ドイツのストルフ選手~ ファーストサーブからのポイントを84%の高確率で取った地元ドイツのストルフは自分のサービスゲームで一度もピンチに陥ることなくすべてキープし、各セットで一度ずつブレークに成功して1時間7分でシードダウンを演じた。 「とても特別だ。観客が僕を物凄く応援してくれて最高の気分だし最高の雰囲気だった。ついにこの一歩を踏み出せたことは大きな意味がある」とストルフは試合後のオンコートインタビューで語った。 「(マッチポイントを凌いで辛勝した)ルチアーノ・ダルデリ(イタリア)に対する昨日の試合は厳しかった。(昨日は)試合前に具合が悪かったんだけど、今朝は体調がよかった。直ぐにいい感覚でボールを打つことができ、とてもうまくいった。サービスがかなりよくて攻撃的にプレーすることができた。自分のプレーにはとても満足している」 今年まで同大会のシングルス未勝利だったストルフは次のラウンドで、ファビアン・マロジャン(ハンガリー)を6-4 6-7(4) 6-3で破って勝ち上がった第1シードのヤニク・シナー(イタリア)と対戦する。 そのほかの試合では第5シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)が予選勝者のジェームズ・ダックワース(オーストラリア)を7-6(3) 6-4で退け、マルコス・ギロン(アメリカ)は元世界ランク6位のマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)に3-6 6-4 6-3で逆転勝利をおさめ、勝ち上がった両者が準々決勝で対決することになった。
テニスマガジン編集部