八角理事長「力士たちは本場所にふさわしい激しい優勝争いを展開」…千秋楽恒例の協会御挨拶
◆大相撲夏場所▽千秋楽(26日、東京・両国国技館) 日本相撲協会の八角理事長(元横綱・北勝海)が土俵上で千秋楽恒例の協会あいさつを行った。 今場所は一人横綱・照ノ富士(伊勢ケ浜)、貴景勝(常盤山)、霧島(音羽山)の両大関が途中休場。一方で、14日目を終えて23歳の新小結・大の里(二所ノ関)が初優勝へ3敗で単独トップに立ち、4敗で大関・琴桜ら4人が追う白熱の展開となっている。それを踏まえた上で、「横綱、大関の休場は大変遺憾ではございますが、力士たちは本分を全うし、本場所にふさわしい激しい優勝争いを展開。ご期待にお応えできたことと存じます。今後も土俵のさらなる充実に努め、大相撲という日本の伝統文化を継承し、相撲道発展のために努力してまいります」とあいさつ。館内からは大きな拍手が沸き起こっていた。
報知新聞社