男性の家事・育児力ランキング 1位沖縄、鹿児島は28位から大躍進 育休取得日数や関与度を数値化 妻の4割が思う本音は?
積水ハウスは19日、男性の家事・育児力を調査した「男性育休白書2024」を発表した。都道府県別ランキングでは1位が沖縄で、鹿児島は秋田と並ぶ2位に入った。妻から見た夫の家事・育児時間などで評価が高く、昨年の28位から躍進した。 調査は小学生以下の子を持つ20~50代の男女計9400人にインターネットで実施。男性の育休取得日数や妻から見た夫の関与度など5項目を数値化した。 鹿児島は、妻から見た家事・育児時間が週16.6時間で3位、実践数は7個で7位。関与度も6位だった。男性が感じる家事・育児幸福度は11位。育休取得日数は全国平均と同じ29.9日で、20位だった。 首位沖縄は、家事・育児の実践数と関与度の2項目でトップ、家事・育児時間は2位で17.7時間だった。 白書は、全国の男性の育休取得率と日数が過去最高となり、夫の育休取得は妻のキャリアアップの意識にも好影響を与えると指摘。一方で、妻の4割が、夫の育休を家事・育児をしない「とるだけ育休」と評価していることも報告した。
南日本新聞 | 鹿児島