高水準の安全性を実証! VW新型パサート&ティグアン、ユーロNCAP最高評価の5つ星を獲得!
フォルクスワーゲンはこのほど、新型のパサートとティグアンがユーロNCAP(ヨーロッパ新車アセスメントプログラム)消費者保護プログラムで最高評価となる5つ星を獲得したことを発表した。 新型パサート https://youtu.be/fNuPcRLGyNE 9代目となる新型パサートは、ヨーロッパの独立試験機関による2024年総合ランキングにおいて、ミッドサイズモデルの中で最も高く評価された1台となった。ステーションワゴンボディのみとなって発売された新型は、数々の革新的な安全装備でユーロNCAPの専門家を感心させた。ヨーロッパにおける消費者保護を目的とした独立機関であるユーロNCAPが実施した安全性評価は4つのカテゴリーに分かれており、パサートのスコアは成人乗員保護のカテゴリーにおいて93%という最高評価を獲得。他の3つのカテゴリーにおいても非常に高い評価を得ており、子どもの乗員保護のスコアは87%、交通弱者保護は83%、そして安全支援機能は80%だった。 新型パサートはエントリーグレードでも数多くの運転支援システムを標準装備している。レーンチェンジアシストシステム“Side Assist Plus”、レーンキープアシストシステム“Lane Assist”、アダプティブクルーズコントロール“ACC”、右折時対向車検知機能(衝突被害軽減ブレーキ)、駐車支援システム“パークディスタンスコントロール”(前方または後方に障害物がある場合に音声と映像で警告)、リヤビューカメラ“Rear Assist”、フロントカメラを使用した“ダイナミックロードサインディスプレイ”のほか、3DデザインLEDリヤコンビネーションランプなどが採用されている。 特に注目すべきは、歩行者およびサイクリスト検知機能を備えたプリクラッシュブレーキシステム”Front Assist”。これにより、衝突の危険が差し迫った際に、交通弱者の保護レベルが向上する。このほか、エグジットウォーニング(降車時警告システム)は、他の道路利用者(自転車やオートバイなど)が後方から接近しているときに乗員がドアを開けるのを防ぐために、音声と視覚による警告を発する。 ■フォルクスワーゲン公式サイト「パサート」 新型ティグアン https://youtu.be/Z6pPQmROf_k 新型ティグアンも5つ星評価を獲得し、衝突安全性に対する高い総合評価と、包括的かつ実用的な予防安全技術が備わっていることが証明された。2023年以降、ユーロNCAPのテスト基準はさらに厳しくなり、例えば、新しい要件には車内に残された幼児を検出する機能が含まれているが、新型ティグアンはこの要件も満たしている。さらに、新型ティグアンは標準装備の後席サイドエアバッグによって、後部窓側の座席の安全性を最適化。小さな子どものいる家族にとって、ティグアンに標準装備のエグジットウォーニング(降車時警告機能)は日常生活で役立つ機能だ。システムの検知範囲内で、他の道路利用者(自転車や電動スクーター、オートバイなど)が後方から接近している状態で、乗員がドアを開けることを防ぐ。このような場合に、システムは音声と視覚による警告を発する。 新型ティグアン(ドイツ仕様車)に標準装備されている安全装備(一部抜粋)は以下のとおり。 ●右折時対向車検知機能(衝突被害軽減ブレーキ) ●ドライバー注意モニターとドライバーアラートシステム ●運転席/助手席用エアバッグ(助手席エアバッグカットオフスイッチ付き)、カーテンエアバッグ、サイドエアバッグ(前席/後席)、センターエアバッグ(前席) ●リヤトラフィックアラート(後退時警告・衝突軽減ブレーキ機能) ●エグジットウォーニング(降車時警告機能) ●ヒルホルダー機能 ●パークディスタンスコントロール(フロント/リヤ、前方および後方障害物に対する警告音) ●i-Size基準適合チャイルドシート固定装置(助手席/後席左右) ●フロントクロストラフィックアシスト ●プリクラッシュブレーキシステム“Front Assist”(歩行者&サイクリスト検知対応) ●緊急通報サービス ●リヤビューカメラ“Rear Assist” ●レーンキープアシストシステム“Lane Assist” ●レーンチェンジアシストシステム“Side Assist Plus” ●幼児置き去り検知システム(チャイルドプレゼンスディテクション) ●ダイナミックロードサインディスプレイ ●Car2Xワーニングシステム ■フォルクスワーゲン公式サイト「ティグアン」
MotorFan編集部