蒲郡土砂崩れ、死亡は夫婦と長男 救助の長女軽傷、次女は重傷
愛知県蒲郡市の住宅が倒壊し住んでいた家族5人が生き埋めとなった土砂崩れで、市は29日、亡くなった3人は70代の夫婦と30代の長男と明らかにした。救助された長女は軽傷で、次女は重傷を負った。 中部地方整備局によると、ドローンで撮影した映像を基に解析した結果、道路からの高さが約30メートルの地点で崩れ始めており、崩壊した面積は約千平方メートル、量は約千立方メートルと推定。 県によると、崩落した斜面は、上部から流れる水でさらに崩れ始めているという。30日以降、詳しい崩落原因を調査する。 市は、亡くなった3人の氏名や年齢を「県の方針に従い、遺族の意向により公表は控える」としている。